中絶体験から その3

中絶をしたという罪悪感は、消えることはありませんでした。
今でも、そのことを思い出すと、胸が苦しくなります。

私は今、母親になりました。
結婚した相手は、その時の彼です。

人工妊娠中絶を体験したカップルは、別れる確率は高いと思います。
なぜなら、それだけ、苦しいんだと思います。

私と彼は、幸いにして、それを乗り越えることが出来ました。

乗り越えて、その事実と共に、ふたりで生きていくことを選ぶことができました。

子供を持ってみて、心から思います。

子供を産めてよかった。

母親になれてよかった。

もう2度と、産めない身体になる可能性もあったのに。

神さま、ありがとうございます、と。

私は、自分の娘に、

命を、教えていくことが、できると、思っています。
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中絶体験から その2

彼とは結婚するつもりでした。

産まなかった理由は、2人とも仕事に夢中で、今はまだ仕事を辞めたくなかったからです。
本当に、そんな理由で…と、今でも思うことがあります。
でもその時は、それが、どうしても動かせない理由だったのです。

手術の当日は、彼は、病院の外に停めた車の中で待っていました。
何時間かかるのか分らないけれど、待っていると言って。
費用は、10万円でした。彼が出しました。
同意書を書きました。彼が記入しました。ちゃんと本名で書きました。

病院着に着替え、手術台に乗りました。
私の場合は、18週くらいだったので、掻爬手術でした。
全身麻酔は、15くらいまで数えて、あとは覚えていません。
気が付いたら、ベッドに寝ていました。

しばらく休んで、病院の外の彼に会い、そのまま、近くのシティホテルで、
しばらく横になって休みました。

翌朝、かなりの腹痛と出血があり、ちょっとあせりましたが、あとは後遺症もなく、数日の安静の後、仕事に復帰しました。
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中絶体験から

初めに、はっきり言っておきますが、このブログは、中絶を擁護しているわけでは決してありません。
批判はご自由ですが、ご自分の中でなさってください。
これは私の体験であり、その体験があなたと違っていても、それは当たり前のことですから。


妊娠を疑った時、まず初めに、妊娠検査薬でチェックしますよね。
陽性だったとき。
どうしよう、どうしよう、と考える時。
答えは、もう決まっているのです。
産めない。
でも考えるんです。本当に産めないのか。
産めないのにはさまざまな理由があります。
でももう一度考えて。本当に産めないのか。

相手の男性に相談する時、女性の殆どは、自分の中で結論をもう出しているのではないでしょうか。

私の場合、相手の男性は、私の考えを話させ、私に決断させました。
ずるい手かもしれません。
でも結局、産むのは女性ですから。最終的には女性が決めなくてはならないのです。

病院は、相手の男性が探してくれました。

待合室では、彼も一緒に待っていてくれました。

診察室には一人で入り、尿検査と内診で、あっという間に結果はでました。

「産めないんですが…」

医師にこの一言を言うのが、一番苦しかったかもしれません。

あとは、事務的に、進んでいきました。
手術の日時を決め、注意事項を聞き…。

とてもとても事務的でした。
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